eminasを創る人々- 商品企画 (営業推進課 )
ひとりひとりのシーンに合ったベストな製品づくりを心がけていきたい
消費者の方が本当に欲しいと思うものを作っていきたい
私は2021年4月にスタートした新ブランドに同年6月から関わっています。
ブランド立ち上げには途中参加で、しかもチーム内で最も若手ということもあり、わからないことや知らないことも多いのですが、何とか自分に与えられた役割を全うしようと努力しています。
たとえば、当社はこれまでBtoBがメインでしたが、私はそちらの仕事にはあまり携われていないので、一番消費者目線で物事を考えられるのではないかと思っていました。
そうした消費者目線の考え方を大切にしながら、意見を求められたときにきちんとコメントできるよう準備しています。
また、社内でブランドに関する資料を作成したり、広告の準備に関わったりする中で、「消費者の方の意見を反映しながら、本当にみんなが欲しいと思っているものを作っていきたい」と思うようになりました。
同じ人でも、シーンによって欲しい商品や求める製品が異なる場合がありますので、先入観や固定観念にとらわれずにものづくりを行っていきたいと思っています。
もちろん苦労する面ばかりでなく、パッケージのイラストやブランドロゴなどクリエイティブなものを見られるのは純粋に楽しいので、そういった気持ちも忘れずにいたいと思っています。
ブランドコンセプトの意味をつかむのに苦労したことも
当社のブランドのコンセプトに「固有最適」というものがあります。
それぞれに最適なものを、という意味なのですが、私自身は初めて聞いた言葉なので、イメージをつかむのに苦労しました。
今は自分の中で、その人がどういうシーンで使いたいと思うか、年齢や性別にとらわれずに考えるということだと解釈していますが、その考えに至るまでに試行錯誤しました。
あと、私は使用感やコンセプト等を探る消費者アンケートと分析も担当しているのですが、質問設定を含めていちからアンケートを任されるのは初めてのことだったので、最初のうちは課題を感じることも多かったです。
基本的に、アンケートは対象者に負担がかかってしまうので、あまりくどくど質問するのはNGなのです。
しかし、会社としては1回のアンケートでなるべくたくさんの声を聞きたいというのが本音なので、消費者に聞きたいポイントの整理と全体の質問量のバランスを取るための試行錯誤に苦労しました。
具体的には、5段階評価にして回答してもらったり、直感的に回答できる選択式にしたりと、あまり対象者の負担にならない回答方法を採用するようにしています。
アンケート作成にそれほど時間をかけられないので、当時はかなりプレッシャーを感じていたのを覚えています。
ただ、入社当時、社内アンケートはアナログな方法で時間と労力をかけている部分がありました。そこで、自ら過去に使用していたオンラインの方法を社内で提案し、実際にネットアンケートの方法に切り替えしたところ、簡単に社内の声を商品開発に反映できる仕組みをつくることができました。
自らの経験を生かし、アナログな方法からスムーズなオンラインアンケートにしたことで実施も集計も楽になって、そのときはやりがいを感じましたね。
より生活に密着した、固有最適を極めるものづくりを目指したい
eminasのコンセプトである「固有最適」を実現するには、消費者ひとりひとりのシーンに合わせてものづくりをしなければなりません。
現時点で新ブランドの製品はまだ5つしかないので、より多くの人の「固有最適」を実現できるよう、準備を進めていきたいと思っています。
次の製品はかわいいものを準備できる予定なので、個人的にテンションが上がっています。
また、現在はウエットティッシュのみですが、今後はペーパータオルやキッチンペーパーなどの製品を増やしていく予定です。
実現できるかどうかはわかりませんが、トイレットペーパーなど、より生活に近しい日用品をすべてカバーしていけたらなと思っています。
あとは、個人的な意見になりますが、障がいを持つ方にも寄り添える製品づくりをしていきたいなと考えています。
たとえば、製品に点字をつけてわかりやすくするなど。
すでにシャンプーなどの製品には点字がついているものがありますが、ウエットティッシュには今のところそういう配慮がありません。
製品の点字に触れただけで、アルコールなのかノンアルコールなのかわかるようにできたらいいなと思っています。
これはあくまで一例で、どんな形であれ、新ブランドのコンセプトである「固有最適」を極めていきたいというのが今後の目標です。